サトキタ妊娠日記

多嚢胞性卵巣症候群と診断され、そろそろ不妊治療を始めようと思っていた矢先に妊娠発覚。まだまだ先のわからない初の妊娠生活を赤裸々に語りたいと思います。

まずは多嚢胞性卵巣症候群のこと。

はじめまして。

サトキタと申します。

今年で30歳になります。

私は昔から生理不順で、中学〜大学までは、4ヶ月くらい生理がこないことなんてザラにありました。

中高生の時は、彼氏もいなくてそういう経験もなかったので、妊娠の心配もなく、楽だしあんまり気にしていませんでした。

母も昔生理不順だったと聞いていましたし^ ^

大学生になって、少し遅めの青春を楽しんでいた私は、

そういう心配もするようになったのです。

避妊はちゃんとしてましたよ。

でも生理が遅れるなんて私にとっては当たり前のこと。

でもでも、わからないじゃないか!と。。

そういうことがきっかけで自分の生理について気にするようになったわけですが、

幸いなことに、大学生になった頃から少し安定してきて、周期は長めですが中高生時代に比べると生理は来るようになりました。

周期はだいたい40〜50日前後とかなり長め(笑)

たま〜に2ヶ月来なかったり、、ということもありましたが、結構私にしては順調じゃん!と言い聞かせていました。

学生の私にはなんとなく抵抗があったんです、婦人科に行くのが。

そんなこんなで社会人に。

2年目になるころ、生理が3ヶ月来なかったんです。

その頃は彼氏もいて避妊もしていました。

妊娠かも?という感覚よりは、久々に生理不順がまた深刻に!?という感覚で、婦人科へ行ってみることに。

社会人にもなると抵抗なく行けるようになった強気な私。

初診。

生理が2ヶ月こないというのは、妊娠云々ではなくガンのリスクが高まるので2ヶ月こなければ薬で生理をこさせなくてはいけないから受診するように、と言われました。

その日は中容量ピル(生理をこさせる為の)を処方され帰りました。5日間飲んで、4〜5日後に生理が来ました。

ここらへんの記憶が曖昧ですが、

確か上記のピルで生理が来たら2〜3日目で血液検査をとすすめられたので、そこで血液検査へ出向いたと思います。

その結果を聞きに1〜2週間後にまた病院へ。

この日はエコー検査も行いました。

そして結果ですが、、、

「典型的な多嚢胞性卵巣症候群です」

と一言。

???

なんぞや?

どうやら、血液検査の結果で男性ホルモン値が高く、エコー検査でネックレスサインと呼ばれる育ちきれていない卵胞がたくさん見受けられたとのこと。

これは、卵胞が育たず排卵しにくい病気です。

と言われました。

病気…

という言葉にショックを受けました。

私、病気なの??

でも先生は、

「普通の人よりも妊娠しにくいとかそういうこともあるけど、妊娠できないというわけじゃないよ。」

排卵しにくいけど、全く排卵しない人もいれば排卵する人もいるし、程度は様々。まずはガン検診は必ず定期的にすること。」

だそうです。

その時の私はまだまだ結婚する予定もなかったので、ひとまずマーベロンという低容量ピルを毎日飲むことで生理サイクルをしっかり作っていく、という治療をすることになりました。

妊娠を希望した時に、その方が治療しやすいとも言っていました。

ただ、毎日飲むのも面倒になり、そのピル治療は5ヶ月で断念……その後はしばらく病院にもかかっていませんでした。2ヶ月以上生理がこなかったら受診、ということはガンリスクを減らす為にもしっかり守りつつ、日常生活を送っていました。

つまり。

ずっと放置してしまったのです。

結婚の話が出るまでは、

自分が多嚢胞性卵巣症候群であることにについて、気にすることもなく過ごすのでした。

つづく